ペットとのお別れ②
ペットとの突然のお別れは、大変つらく悲しいものです。
そんな中でもお別れをしなければなりません。
辛い気持ちの中でも最善の方法で送ってあげることが出来るように、今からでも知っておくことは大切な事です。
私が子供の頃や昭和の時代では、裏山や庭に土葬してあげてお墓を作るのも珍しくありませんでした。
しかしそのまま土葬した場合、土に還るまでに数年から数十年かかるともいわれています。
現代では法律条例違反や近隣トラブル等の問題にもなりかねないので、ペットも火葬をするのが一般的になりました。
では、どこで火葬すればよいのでしょうか?
一つは市町村が運営している公共の火葬場です。
もう一つは民間の火葬場です。
こちらはペット霊園やペット斎場に併設されているところもありますし、車の荷台部分に炉を積んだ移動型のペット火葬などもあります。
いずれにしても、お骨が拾える個別火葬とお骨が拾えない合同火葬があります。
お骨を拾って手元で供養してあげたい場合は、よく確認する必要があります。
公共の火葬場ですと、ペットの火葬はこの曜日にしか行っていない、などの所も多くあります。
サービスやペットの体重により金額が変わるケースがほとんどです。
合同火葬をすると他のご家族のペット達と一緒に火葬しますので、料金が抑えられます。
しかし、お骨が混ざってしまいますので遺骨を拾うことが出来ません。
個別火葬ですとお値段は少し上がりますが、火葬に立ち会えるのでゆっくりお別れ出来る場合もありますし、遺骨を拾うこと
も出来ます。
ペット産業も近年沢山の業者が参入し、サービスも多様化しています。
大切な家族であるペットとのお別れをどのような形でやってあげたいのか、事前に思い描いておくと万が一の時に落ち着いてお別れが出来るかと思います。
やっぱり遺骨を遺しておけばよかった、と後悔のない選択をしてあげてください。
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