粉骨の必要性・メリット
『ご供養の変化』・『新しいご供養の形』
時代の流れとともにご供養の方法が多様化してまいりました。
今までは、ご遺骨を「火葬をしてお墓に収める」そして年に数回「お墓に手をあわせに行く」というご供養の方法が主流でしたが、お墓・墓地が高くて手に入らない、特に大都市部では土地がなく、困難な状況になってきています。
そのため、最近では生活習慣の大きな変化と意識の急速な変化により、海洋散骨や樹木葬でご遺骨を自然に還す、永代供養墓や納骨堂にご遺骨を納める等、様々なご供養の方法が選ばれるようになりました。
また、「お墓じまい」でお墓からご遺骨を取り出し、手元供養や自宅墓(宅墓)という形でご遺骨を身近でご供養される方も増えています。
散骨・手元供養・自宅墓・アクセサリー加工には、ご遺骨を粉骨にする必要があります。
ご遺骨は、お墓にそのまま埋葬する
以外は【粉骨】が便利です。
※ 粉骨とは、ご遺骨を粉状(約2mm以下のパウダー状)にすることを指します。
粉骨にするメリット5つ
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1供養方法の選択肢の幅が広がる
遺骨はそのままの状態では散骨することができません。
散骨・手元供養・自宅墓・アクセサリー加工には、ご遺骨を粉骨にする必要があります。
例えば、焼骨したご遺骨をそのままの形で散骨した場合、遺棄罪で罰せられることになるため、粉骨はとても大切なことです。
ご遺骨を粉骨・パウダー状にすることで散骨することができるようになります。
また容量が小さくなることにより、手元供養やアクセサリー加工など供養の選択肢の幅が広がります。
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2お墓・ご遺骨の移動、墓じまいが楽になる
お墓やご遺骨の引っ越しや移動、また墓じまいによる永代供養(納骨堂・合同墓・合祀墓)をされる際に、ご遺骨を粉骨をしてパウダー状にすることで、より多くのご遺骨の受け入れが可能となります。
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3容量が小さくなる
粉骨することで容量が1/4~1/6程に少なくなるため、納骨スペースの確保につながります。
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4分骨をする際に分けやすくなる
分骨をする際に、粉骨をしてパウダー状にすることで平等に分けることができます。
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5見た目が良くなる
火葬後のご遺骨やお墓じまいでお墓から取り出したご遺骨の見た目はいわゆる「骨」という状態の為、粉骨しパウダー状に施すことで見た目が綺麗になります。
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