よくある質問
- 粉骨について
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Q1.粉骨とはなんですか?
A1.ご自宅で供養するため、ご自身で散骨するため、またはご遺骨でいっぱいになってしまった お墓の整理のためなどの理由により、専用の機器を用いてご遺骨をご遺骨と判別できないように2mm以下に粉砕することを言います。
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Q2.なぜ粉骨をしなければならないのですか?
A2.散骨を行う前に粉骨を行っていないと違法行為となる場合があります。
墓地埋葬法の定める「公共の福祉」に反する行為に該当する可能性もあります。
散骨される場合は、必ず粉骨しなければなりません。
また、仮に自宅の敷地であっても遺骨を埋める行為は違法となります。 -
Q3.お墓から取り出した遺骨は粉にできますか?
A3.粉骨することは可能です。ほとんどの場合結露等でご遺骨が湿っておりますので、そのまま粉骨しますと、ご遺骨がペースト状になってしまいます。洗骨したうえで十分に乾燥し、粉骨します。
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Q4.骨壺がなく、土の中に納められた状態の遺骨も対応してもらえるのでしょうか?
A4.可能です。弊社にお送りいただく際は、ポリ袋などに土と一緒に入れてお送りください。
土は1㎏600円の処理代がかかります。お送りいただく時点でできるだけ土を取り除かれたうえでお送りいただくことをおすすめします。 -
Q5.土葬の場合でも粉骨できますか?
A5.できますが、土葬の場合は、お墓から取り出したご遺骨を、火葬場にて火葬をして頂いたうえで粉骨が可能になります。
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Q6.遺骨を粉骨するとどれぐらい容量を少なくすることができますか?
A6.パッケージ梱包にもよりますが、一般的に容量は1/4~1/6まで少なくすることが可能です。
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Q7.骨壺のサイズが分かりません、大きさはどうやって測ればよいのですか?
A7.骨壺の外形の直径を測ってください。(骨壺の高さは関係ございません)
骨壺は寸という単位で表現されます。1寸=約3.03㎝ですから、5寸だと約15㎝ということになります。
一般的な「切立」といった円柱状の骨壺であれば、納骨に使用されるのは5寸(約15㎝)から7寸(約21㎝)の骨壺がほとんどです。
4寸より小さいサイズの骨壺は、ペット用や分骨(ご自宅供養)用に供されます。〈一般的な切立タイプの骨壺サイズです〉
寸法 2寸 2.3寸 2.5寸 3寸 4寸 5寸 6寸 7寸 8寸 尺寸 直 径 60mm 70mm 75mm 92mm 124mm 155mm 185mm 214mm 248mm 310mm 高 さ 70mm 80mm 85mm 110mm 140mm 175mm 205mm 250mm 285mm 340mm -
Q8.粉骨する部位としない部位に分けることは可能ですか?
A8.弊社にてお預かりした後で部位のご指定は確認が困難なため、対応いたしかねます。
粉骨をご希望されない部位に関しては、あらかじめお客様にて取り除かれたうえで、ご依頼頂きますようお願いします。 -
Q9.他の人の遺骨と混ざったりしませんか?
A9.弊社では、お客様からご遺骨を受け取らせていただいた時点で、お客様のお名前とご遺骨をセットにして管理し、おひとつおひとつ個別に全ての工程を施行いたしますので、他の方のご遺骨と混ざることは決してございません。
施行に使用する機器に関しましてもその都度綺麗に水洗いと消毒を徹底して行っておりますのでご安心ください。 -
Q10.手作業粉骨は一般粉骨と何が違うのですか?
A10.ミル方式という金属刃を使う一般粉骨と違い、手作業粉骨では乳鉢と乳棒を使用します。
お客様に粉骨の過程を15分程度のお時間ですが、ご見学いただくことができます(事前予約制)。
お客様によっては刃を使うやり方に比べて心情的にやさしく思われる方もいらっしゃいます。 -
Q11.粉骨に立ち会うことはできますでしょうか?
A11.弊社では、お立合いに関しましては手作業粉骨のみとさせていただきます。
事前予約制で承っております。 -
Q12.立ち合い粉骨で洗骨が必要な場合は、立ち合い当日に洗骨・粉骨の両方行うことはできますか?
A12.洗骨はご遺骨の水洗いや乾燥に数時間を要するため、お立合い当日に紛骨、UV滅菌と施行したうえでお返しすることができません。
洗骨が必要な場合は事前にご遺骨をお預かりし、洗骨・乾燥をしたうえで、お立ち合い当日は粉骨作業から始めさせていただきます。 -
Q13.粉骨をすると遺骨は真っ白になるのですか?
A13.お骨の状態や保管場所、期間によって違いますが、真っ白というわけではなく、若干グレーがかったお色になることが一般的です。
骨はカルシウムだけでなく、炭素や他の金属類も含む多様な物質から形成されているためです。
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Q14.粉骨した遺骨を自宅で長期間安置できますか、また、粉骨後の骨にカビが生えたりはしませんか?
A14.弊社では粉骨前の洗骨においてもアルカリイオン水での洗浄、純水での水洗いによる殺菌、乾燥炉を使って乾燥した上で、粉骨し、更にカビの繁殖などを防止するためのUV滅菌を施します。
ご遺骨はアルミ真空パックにてお返ししますので、長期の保管も安心です。 -
Q15.ペットの粉骨は可能ですか?
A15.承っております。ペット専用の粉骨機械を使用しております。
また、ペット用の乳鉢による手粉骨も承っております。サービス内容及び料金は人と同じです。 -
Q16.人もペット(動物)も同じ機械を使用しているのですか?
A16.いいえ。ペット専用の粉骨機械を使用しており、器具備品、作業ラインも異なります。
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- 洗骨について
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Q1.お墓の中に入っていた遺骨は洗骨が必要ですか?
A1.お墓の中に入っていたご遺骨はほとんどの場合水分を含んでおりますから、洗骨が必要になります。
洗骨には異物の除去、アルカリイオン水洗い、純水洗い、高温乾燥及びUV滅菌処理が含まれております。 -
Q2.自宅安置が長かったのですが洗う必要はありますか?
A2.ご遺骨の状態によっては洗う必要があります。
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Q3.遺骨が湿ってるような感じですが大丈夫でしょうか?
A3.含水計測器により含水率の測定を行い、事前にお客様に洗骨、乾燥の必要性の有無をお伝えいたします。
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Q4.粉骨をせずに洗骨だけすることはできますか?
A4.可能です。
例えば、お墓から出されたご遺骨は湿っていたり土がついていたりと、様々な状態がございます。
弊社での洗骨は異物除去、アルカリイオン水洗い、純水洗い、高温乾燥、UV滅菌が含まれておりますから、お返しする際にはご遺骨も綺麗な状態になっています。
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- その他
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Q1.お墓がいっぱいになり困っています。何か良い方法は?
A1.ご遺骨を粉骨(粉末化)されることをお勧めいたします。粉骨されますとお骨の重量は変わりませんが、容量はおよそ1/4~1/6程度になります。
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Q2.遺骨に緑色のようなものが付着していますが、カビでしょうか?
A2.ご遺骨に含まれるミネラル成分である金属の硝煙作用によるもので、カビではございません。
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Q3.粉骨をせずに火葬した骨をそのまま散骨することはできますか?
A3.できません。
他人から見て骨だと認識されると事件性のある事象となり、刑法に触れてしまいます。
散骨をされる際は、必ず粉骨が必要になります。
弊社では、散骨をご希望されるお客様に対し、粉骨に加えて環境保護の観点から六価クロム除去を併せておすすめしております。 -
Q4.粉骨したら遺骨は全て散骨しなければいけないのですか?
A4.ご遺骨の一部を手元供養品の中に入れ、ご自宅でご供養される方もおられます。
海洋散骨をされた方の中には散骨後に供養の対象であるご遺骨が手元に無くなってしまい、寂しい思いをされた方もおられるようです。
散骨をご依頼される際に、お手元に一部残されるかどうかお考えになられてはいかがでしょうか。
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