遺骨ダイヤモンドのメリット
2022年08月18日 粉骨コラム
ダイヤモンドと人骨の成分である元素は同じ炭素です。
現代の科学の技術を集約し、人工的に遺骨からダイヤモンドが作れるようになりました。
今、この遺骨ダイヤモンドが注目を集めています。
ではどのようなメリットがあるのでしょうか。
●お墓を持たずに遺骨をダイヤモンドに加工する
近年ではお墓を持たない方や、墓じまいをする方が非常に増えています。
お墓の継承者がいなかったり、管理の手間や金銭的な負担などお墓の維持が難しい方も多くいらっしゃいます。
また、子供や孫の世代にはそういった負担をかけたくないという思いの親世代の方も増えてきました。
お墓をやめて散骨を選択されていた方から遺骨ダイヤモンドは注目をされるようになりました。
●ダイヤモンドジュエリーとして身に着ける
ダイヤモンド供養が始まった当初、若くしてパートナーを亡くした方や子供を亡くした親などからの注文が多かったそうです。
これは故人を身近に感じていたい。
離れたくないとの思いからでしょう。
遠く離れたお墓よりも、ダイヤモンドジュエリーとして肌身離さず身に着ける事により、物理的に近くに感じることが出来ますし悲しみも癒されるでしょう。
●美しく実用的である
遺骨ダイヤモンドは遺骨の成分の比率が人によって違うので、完成した時の色合いが個々により違ってきます。
透明なダイヤモンドもあれば、黄色がかっているもの、ブルーの輝きを放つダイヤモンドになるケースもあります。
出来上がってからのお楽しみですし、オリジナルのダイヤモンドが身を守ってくれるような気がします。
まるで故人が常に寄り添って、応援してくれるようです。
またダイヤモンドは場所を選ばないジュエリーと言われます。
フォーマルな場面にも身に着ける事ができるので非常に実用的です。
今や、お墓だけが供養の形ではなくなってきました。
いろんな弔い方がありますし、人それぞれライフスタイルに合わせた手元供養を見直してみても良いかもしれません。
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