遺骨からダイヤモンドへ
2022年08月13日 粉骨コラム
ご遺骨をダイヤモンドに加工して手元供養できることをご存じでしょうか?
遺骨から作られたダイヤモンドを身に着ける事で供養をします。
遺骨がダイヤモンドになるなんて、信じられませんよね。
2000年初頭より海外で始まり、日本にサービスが入ってきたのは2005年頃です。
では遺骨がどうやってダイヤモンドになるのでしょうか。
ダイヤモンドの元素は炭素です。そして遺灰や遺骨にも炭素が含まれており、遺骨の炭素成分を取り出して人工的にダイヤモンドを作るのです。
そもそも人体には約18%の炭素が含まれているそうなんです。
同じ元素なので人工的にダイヤモンドを作る技術を活かして、人骨ダイヤモンドも作られているというわけです。
まさか遺骨からダイヤモンドが作られるとは、化学も進化したものです。
人骨ダイヤモンドは日本では代理店業者が海外にて製造するケースがほとんどです。
遺骨を粉骨したのちに、海外に輸送し人骨ダイヤモンドにし、国内にてジュエリー加工をするそうです。
なので約半年程時間がかかってしまいます。
またお値段も高価です。
お値段の相場はダイヤモンドの大きさや、ジュエリー加工の素材や程度にもよるので幅広く、数十万円から数百万円と言われています。
しかし、お墓を購入したり管理したりするにしても高額な費用がかかってきます。身軽な供養としては、とても今時な考え方ではないでしょうか。
故人やペットの遺骨を肌身離さず身に着ける事で、そのダイヤモンドの輝きはきっと遺族の悲しみを癒してくれるでしょう。
粉骨のご相談は三重県伊賀市の「シルク粉骨」へ