お墓参りが大変!
ここ数年、お墓参りが大変だという話をよく聞くようになりました。
特に実家や地元から離れて、お墓が遠方にあるという人は、お墓参りをするだけでちょっとした旅行になってしまうのです。
もちろんお墓参りは大切な事です。
故人やご先祖さまに手をあわせ、近況報告をしたり感謝の気持ちを伝えたり。
宗教的な意味合いよりも、気持ちの問題でお墓に手をあわせている方のほうが多いのではないでしょうか。
また、お盆やお彼岸などの節目にもお墓参りが出来ないと気になってしまいますよね。
先にも述べたように、遠方にお墓があるからなかなか時間が作れないという話はよく耳にします。
また体調面に不安があってそんな遠くまで行けない。
足が悪くなってしまったので、坂や階段の多いお墓にはなかなか行くのが難しい。
施設に入所しているのでもう行けない。そういった方も多いでしょう。
特にコロナ禍になってからは、県外へ行きにくかったり親族が集まり辛かった時期もありましたので、余計に拍車がかかってしまったようにも感じます。
夏の暑い時期に、お墓で掃除をしたり炎天下のなか草取りをしていたら熱中症になってしまって倒れたという話も聞きました。
お墓にはなかなか日陰もありませんので、昨今の夏の暑さでは危険なくらいです。
このように事情があってお墓参りになかなか行けないという方が増えていますが、そのような方たちは罪悪感を抱えてしまっているのです。
お墓参りに行かないと、ばちが当たってしまうのでしょうか?
決してそんな事はありません。
お墓参りに行けないのなら、納得できる方法に変えればいいのです。
住まいや暮らしの変化があるのと同様に、お墓の在り方も見直されてきています。
時代に合わない方法を無理に続けるのは負担が大きく大変です。
現代に合ったお墓の在り方、管理方法などを話し合ってみるいい機会かもしれませんね。
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