納骨堂について
画像出典:萬徳院釈迦寺様
納骨堂はそれぞれの家ごとに区画と墓石をもつ「一般墓」や、他の方と一緒に同じ場所に埋葬される合同葬である「永代供養墓」などと同じくお墓の種類の一つです。
納骨堂は一つの建物の中に遺骨を収蔵する棚の使用権を借り、三年といった短期間や、永代供養のような弔い上げまでの三十三年などの期間、遺骨を安置する形のものになります。
納骨堂は、霊園やお寺の一画、または納骨堂のみの建物のみが町中にある場合などもあります。
【納骨堂の種類】
納骨堂にはいくつかの種類があります。
《棚式、ロッカー型》
棚やロッカーのような形の1区画の使用権を借り、遺骨(骨壺)を収蔵します。
《仏壇型》
仏壇のように装飾された棚が並ぶ1区画を借りる形です。上段が仏壇のようになっており、お供えものやお線香をあげることが出来ます。
下段に遺骨を収蔵します。
《位牌型》
室内の空間に他の方とともに位牌を並べる形の納骨堂です。
遺骨は位牌とともに収蔵、または少し離れた場所に収蔵し、お参りは位牌にする形になります。
《搬送型》
機械で管理された棚に遺骨を収蔵し、お参りの際に遺骨が運ばれてくる形の納骨堂です。
《室内墓型》
室内に墓石を設置する形の納骨堂です。
【納骨堂の特徴】
墓石を置くお墓の場合、墓石の購入と区画の準備(分譲される区画を借りる)必要があります。
また、屋外にあることがほとんどのため、お墓が荒れないように清掃などのお手入れも必要になります。
納骨堂の場合、納骨堂がある建物の管理は管理者に任せておけるため、お参りのみで済むという特徴があります。
また、梅雨の時期や日差しの強い夏など、天候が気になる日にも問題なくお参りが出来るのも良いところではないでしょうか。
【収蔵期間後】
遺骨の収蔵期間後は合祀葬となります。
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