お墓の中ってご存じですか?
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突然ですが、皆さんはお墓の中がどうなっているか知っていますか?
お墓の中というのは、納骨をするスペースの事です。
地域やお墓の形状によって様々ですが、お墓の納骨スペースは「カロート」と呼ばれます。
墓石の台座部分にあり、台座の前部分の石を外したり、スライド状になっており引き上げたりすることで蓋を開けることが出来ます。
カロートは地上に出ていて墓石に囲まれているタイプと、地下に穴を掘っているタイプがあります。
そのカロートに納骨をします。
宗派や地域にもよりますが、一般的に四十九日法要を終えたら納骨をする流れが多いでしょう。
または百ケ日法要など、親族の集まる機会にお墓に行かれることもあると思います。
その時に初めてカロートを開け、中を見たという人も少なくありません。
納骨をされるお墓が、故人が一人目ならばカロートの中はまだ誰もおりませんので充分なスペースを持って納骨をすることが出来ます。
しかし、代々続いたお墓ではどうでしょうか。
納骨時にはカロートに骨壺のまま遺骨を納めるのが一般的ですが、ただ、それでは骨壺を数個納めればいっぱいになってしまいます。
六寸の骨壺では入りきらず、お寺から三寸の骨壺に入れ替えてくださいと言われた。そんな話を聞きました。
そのような場合は、骨壺の中のお骨を粉骨することで、容量を小さくすることが可能です。
粉骨する場合、まずお墓から骨壺を取り出していただきますが、長期間お墓に入っていたお骨は、とても湿気を含んでいます。
湿気た状態で加工をしますと、お骨がペースト状になりますので、しっかりと乾燥する必要があります。
乾燥後、粉骨し粉状にすることでお骨が小さくなりカロートの中も広く使え安心できます。
まもなくお盆です。お墓参りに行かれたら、一度自分たちの家のお墓の中がどうなっているのか、調べられてはいかがでしょうか。
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