海へ還る(海洋散骨)
2022年07月29日 粉骨コラム
元東京都知事で作家の石原慎太郎さんが亡くなられ、息子さんたちを中心に海洋散骨式が行われたのも記憶に新しいでしょう。
遺言により『骨の一部は愛した湘南の海に戻してくれ』と告げられていたそうです。
ヨットクラブのメンバーも集まり、仲間に見守られながら愛する湘南の海へと散骨されました。
海は地球の源、自然に還るという意味合いも込められており、昨今、海洋散骨を選択される方が増えています。
故人が生前愛していた海。
散歩でよく足を運んだ。
スキューバダイビングがすきだった。
サーフィンを楽しんだ。
趣味で釣りやヨットなどを楽しんでいた。
ただただ眺めているのが好きだった。
思い出の場所・・・
何となく海へ足を運ぶとまた会えるような、新しいお墓参りの形にもなりつつあります。
遠方で坂や階段の多い墓地でのお墓参りは大変だからと、なかなか足も遠のいてしまい、草引きも出来ずに気に病んでいるというお話もよく聞きます。
気軽に海へ遊びに行きつつ、故人を偲ぶ。
素敵な時間だと思いませんか?
墓じまいを考えられている方からもお問合せが増えています。
海洋散骨の形も様々です。
遺骨を全て散骨されるのではなく、一部だけ散骨し、それ以外のお骨はお墓に納骨される方もいらっしゃいます。
または、もう墓じまいをするので子孫に迷惑をかけたくない。
全てのお骨を散骨してくれという方もいらっしゃいます。
では、どのようにして海洋散骨を行うのでしょうか。
まずお骨は粉骨して、粉状にする必要があります。
シルク粉骨では一部(粉骨したい分だけ)送っていただいての粉骨や、既にお墓に納骨していたお骨も乾燥し粉骨致しておりますのでご相談ください。
三重県伊賀市の「シルク粉骨」は散骨に適した水溶性袋もご用意しております